よく考えたら「ひとりで」(ここ重要!)朝からこうやって新茶の封を切って楽しめるなんてめったにないことです。予定ではこんなはずじゃなかったけど(笑)歓迎すべきことですね。
今日はお待ちかねの阿里山と梨山を。
まずは阿里山。
こういっちゃ身も蓋もないですがやっぱりおいしいです。「おかわり!」と次々杯を差し出したくなるような。生まれてはじめて茶芸館へ連れて行ってもらったとき、中国茶の右も左ももちろんまったくわからなくて、文字通り「ぐび」っとやって「おいしい、おかわり」と言って怒られたのを思い出しちゃいました。香り、味、ともに文句なし。なんともお上品なんです。一煎め、軽く入れすぎると一口飲んで物足りなさを感じるくらい。でも口に残った甘さと青さにクラって感じ。
蒸らし短めで軽く入れるのをオススメします。
特別な日の一杯にぜひどうぞ。ああ、こういう執事とかがいたらいいよね(大笑)
そして梨山。
ずっと避けて通ってたのに禁断の味に足を踏み入れて早1年。最初の感動はやはり健在です。こちらはちょっと蒸らし長めでもじっくり楽しめます。そして香りと味に酔ってください。
阿里山より濃厚な香り、口当たりも青さよりは甘さがたちます。さっぱりとしたのど越しのあともほわーっと甘い香りに足ばたばた。