(写真左に映ってる茶色くて細長いのが油條)
油條とは揚げパンのこと。形状はスペインとかで朝ごはんにたべるチュロスに似てないこともないし、金口から搾り出して揚げる作り方も似てますが、もちろん味は全然違います。こっちのは甘くも辛くもないただの揚げパン。ついでにその名の通り油をそれはもう十分すぎるほど吸い込んでるので私はどうも店先でつぎつぎ揚げられるのを見ているだけで胸焼けがしてきちゃうんですが・・・これ、みんな本当に好きですねえ。お粥に入れるとコクが出るし、温かい豆漿のなかにも必ず入ってる。台湾おにぎりにも欠かせない具材です。
ところで昨日はじめて聞いたんですが、遅刻の常習犯のことを「老油條」というらしい。語源は?って訪ねたら知らないって返されたけど、古い油條はまずいとかそういう意味ですかね?(単純すぎ)
油條を食べるなら揚げたてのが断然おいしい。大きいお店ではこうして店員さんがどんどん揚げていくのを見ながら朝ごはんが食べられます。