パート1はでかい腹抱えてひとりで、今回はなんと4ヶ月のあかんぼひざに乗せて見ました(大笑)そこまでしていい男をみたいのか、私は?・・・いやあだってやっぱりこれはでかい画面で見る映画だしねー。
なんですかねえ、この映画見て「おおー、すごい迫力~」と喜ぶヒトもいれば、「あれこれ演義のエピソードと違うじゃないか」と文句言いたくなる人もいるかと思いますけど、何か一言言いたくなった、って言う点でもうすでにジョン・ウーの術中にはまっているというかなんというか・・・それでもう「成功」っていえるんだろうな。どこをどうとってもいかにもジョン・ウー的な映画。お金かけてるだけあって戦闘シーン(長すぎて飽きたくらい)は「ものすごい」です。演義の世界をちょっと横においといて少年ジャンプ的世界を満喫したらよかろうかと思います。
まあちょっと文句とかはいろいろあるわよ。日本で売れたからか日本の方の出番が多く、それでいて台詞を最小限に抑える目的か?おんなじ台詞しか言わないのが妙に耳に障るし、冒頭の監督メッセージとラストがどうもかみ合わない感じ。
そういうのぜーんぶおいといて、でも一番最初に思ったのは「結局いいとこどりはこのひとじゃん」(写真)ってことでした。いやあ、ほんと、この濃い顔が飄々とした孔明にこんなに似合うと思ってなかったよ!
そしてパートⅡじゃ孫権あんまり出てこなかったから仕立て屋くんの株が一時的にあがってもやっぱり最後はこの人にもってかれちゃうんだ。