封を切ってみたらやはり、香りが他と全然違った大禹嶺から飲み始めました。
仕入れるのは今回で三回目ですが、冬茶に引き続き、茶師プッシュの、この茶葉の中でも最高級の物を仕入れました。
毎度のことですが「台湾烏龍茶は甘くてまろやか!」って思っててそれがお好きな方には正直オススメできません。このお茶のキーワードは「きりり、みどり、ふかい」で、これは三回目の今回もおなじ。
入れ方は難しくて(蒸らしが長いと渋くなる)気難しい茶葉ですが、ほんわりする茶葉、たとえば梨山たちとはちがって背筋が自然とのびて五感が刺激される味は他にはありません。
飲み終わるころに口の中に気がつけば広がっているのが甘さってのがまたニクイ演出よね。
ちょっとじっとりしたこれからの季節、そして夏におすすめのお茶かもしれません。
ああ、こういう出会いはどこかにないだろうか(大笑)
・・・というわけで冬茶に引き続き原価に近い価格でのおすそ分けです。申し訳ありませんがお一人様一袋とさせていただきます。