ゆーったり、のーんびり台湾気分を過ごしませんか?
by formosa_market
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2005年 06月 04日
個人的にフランス映画はこの人に聞け、と思ってるTちゃんのうちにあったベストの2本をお借りしてきました。そのうちの1本。
でも忘れてた、私はドッグヴィルを見て納得がいかない、といいTちゃんは大好き、と言ったのでした。
つまり、この映画も「人間の醜悪さ」をこれでもか、と見せ付けてくる映画。
ラルジャンはお金の意味、トルストイの小説「偽の利札」(これを私は読んでいないのだけど)が原作で、タイトルどおり主人公は金。
「ごくフツーの人」だった主人公が偽札を掴まされてたどる人生をアクションなし、凝った演出なし、BGMなし、感情のない台詞(と思ったらやっぱりこれは狙ってそうなっているみたいです)で85分間。けど不思議と「淡々と」とは思わない。靴音があれほど効果的なBGMになるとはおもいませんでした(ある意味「穴」みたいですよね、音の衝撃という意味では)
「お金目に見える神」なんて台詞がありますが、ここに描かれているのはその偽の神に翻弄される人たち。確かに人間の一側面ではあるのですが、そして実際のところ何かを生み出すものとして、現代社会で一番幅を利かせているものだというのは間違いないんだけど・・・ついでに私もなれるものなら「亡者」になって稼ぎたいけどさ(笑)
でもね・・・とそのほかの可能性を探ってみたいです。理想と虚像で埋め尽くされた世界もいらんが、必要以上の悲観もいらん、というかこれが「負の側面の現実」とは思いたくないよ。
実はこの日、かっこいいバンデラスが見たくなり、もう一本はマスク・オブ・ゾロでした。食べあわせならぬ「見あわせ」が最高に悪いですね。おかげで頭痛がしてきてさっさと布団にもぐりこみました。そうか、順番を変えればまだましだったのだ、と気がついたのは翌日(笑)
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