ゆーったり、のーんびり台湾気分を過ごしませんか?
by formosa_market
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2005年 06月 12日
Tちゃんオススメフレンチ第2弾。
黒いスーツにギムレット(またはストレートでスコッチでもいい)、情事のあとのすがる目つきの女と、そしてトレンチコート&帽子・・・ハードボイルドに必要なものはなに?っていわれたら私は単純なのでこんな感じです。
で、こういうの全部まとめて恋しくなったら本でフィリップ・マーロウより断然ビジュアルで味のあう俳優を見るに限る。
何しろ最初のシーンだけでもう圧倒されてしまう、っていうかこれ見るだけでもいいくらい(笑)
暗いトンネルを早足で歩く男。その姿を車が通るたびにヘッドライトがなぞる、その光と影のコントラストがとても美しい。白黒ならではの影像です。
そして常にだれが「いぬ」かを探しつづける緊張感。クールでそれでいて影があり、ついでになんとなく弱そうで裏切りしそうな気配を漂わせた男はジャン・ポール・ベルモントの真骨頂な感じです。
このところ見たギャング映画はみんな恐ろしいほどスーツ姿が決まっていて、「やっぱり男はスーツ着こなして何ぼだよなあ」と思ってたんだけど、ギャングたちがどうしてあんなにバッチリスーツを着こなしているかわかったような気がする。あれは彼らの「戦闘服」だからですよ。戦いの場には美しく着飾って臨む。古代からの伝統ですね。
インファナル・アフェアがあまりにヒットしたせいで、ハードボイルド映画って言ったら香港でしょう、なんて思ってしまう今日この頃(大体自分がそうだよ)久しぶりに『硬派な男のフランス映画』を見た感じ。
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