ゆーったり、のーんびり台湾気分を過ごしませんか?
by formosa_market
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2005年 10月 31日
なにかするとき、力を入れるより抜くほうが、難易度が高いような気がします。力を全て抜いちゃうともう何もできなくなっちゃうわけですし、うまくやるためには力の抜き加減が重要。そんなわけで「適当に」力を抜くというのが実は一番難しいのでは。いかがでしょう?
ジャームッシュの「コーヒー&シガレッツ」はそういう意味ではすごく上手にできた映画です。
今回は「力を抜いて見てください」と本人が言っている通り、おそらく今までで一番肩肘張らない映画かも。何しろ構図&カメラワークはほとんど変わらず、こまぎれエピソードが11こ。このエピソードだってカフェにひとりで入って他人の会話を盗み聞きしちゃった、みたいな軽いもの。
11の話に共通しているのはそこにチェックのテーブルがあり、コーヒーがあり、そしてタバコがあることだけ。
内容は「ゆるい」ですが、出演者は豪華で「濃い」ですよ。ありえない組み合わせ(トム・ウェイツとイギー・ポップとか)や渋い俳優たちに思わずニヤリ。中でもひとり上げるならでもケイト・ブランシェット。この人、ただきれいなだけじゃなかったですね。「アビエイター」でも顔は似てないはずなのに雰囲気とか全てがキャサリン・ヘプバーンそっくりだったしな…今回もすばらしい演技。実は途中まで彼女だと気がつかなかったです、化けすぎてて。
私はタバコを吸わないのでコーヒーとチョコレートで鑑賞。ぜひコーヒーは準備してからごらんあれ。
公式ページはこちら
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