前評判どおりとても面白かったです。
終わりに近づくにつれ、ラストをむかえるのがものすごく惜しい感じ、でもこれ以上緊張も持たないわ、という板ばさみの90分。
特に珍しいテーマというわけではないんだけど、勝因は舞台がアメリカではなくスペインのサラマンカだったことと、大統領暗殺を目撃した8人の視点から描いたことか。編集勝ちです。
サラマンカの旧市街から新市街に抜けるカーアクションもスピード感たっぷりで楽しかったし(ここら辺スペイン好きなので点が甘いかも)、役者も見知った顔が多いし。(スペインといえば!のノリエガさんが警官役で登場。ろ姐、油が少し抜けてやせた彼はすごくかっこよかった!)
とにかく「見飽きたどこにでもあるようなプロットも撮りようによってはこんなにうまく撮れるよ」というお手本のような映画でした。
しかしいまの世の中「ジャッカル」がいなくても大統領暗殺は計画できるんだねえ・・・
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